おはようございます、りんごです(・∀・)ゝ
GWの10連休を利用して、北海道へ帰省してきました。
せっかくの10連休、どうにか北海道で遊びつくせないか、どうにかちょっとでも安く帰れないものかと模索した結果…
今回初の『フェリー』を利用してみましたヽ(`∀´)ノ
行きで利用したのは、商船三井フェリーの『さんふらわあ』。
大洗から苫小牧まで運航しているフェリーです。
写真に納まらない程の大きなフェリーにワクワクが止まらない…!!
以下、実際にかかった金額、フェリー内の様子、3歳5歳と共にフェリーに乗った感想、など『フェリー乗船レポ』をまとめましたヽ(`∀´)ノ
ご興味のある方はぜひぜひ見てやってくださいませ!!
※記事のメインは商船三井フェリーの『さんふらわあ ふらの』乗船レポですが、最後の方にちょっとだけ帰りに乗船したシルバーフェリー「べにりあ」についても触れています。
チケット争奪戦から乗船まで
行きは取れたけど帰りの分は取れなかった…
初めてのフェリー帰省ということもあり、『予約の勝手がわからない』というのが最大の難点でした。
(飛行機と新幹線には慣れっこだけどフェリーは未知!!)
フェリーの予約の仕方はもちろんのこと「どのくらいの争奪戦になるのか」というのも未知で恐れおののいていたのですが…
行きのフェリーは販売開始と同時にHPから予約したところ予想とは裏腹にサクッとチケットを取ることが出来たのです。
(今思えば出発日が平日だったから)
それに安心した我々、帰りも「販売開始と同時に買えば帰りもサクッと取れるだろう」と安心しきっていたのですが…
いざ帰りの分を購入しようとしたらもう、全然アクセスできない。
やっとHPが開けた、と思ったら既にソウルドアウト!!!
うそ、販売開始からまだ3分くらいしか経ってないのに(;O;)!!!
帰りも取れるだろうと思いこんでいた我々、盛大なパーーニック。
どうにか脱北海道をしなければと「函館からフェリーで青森までいくか」なんていう案も飛び出したのですが、結果「苫小牧から八戸までフェリーでいく」という方法をなんとか思い付き、無事チケットも超絶微妙な出発時間のフェリーをどうにか取ることが出来たのでした。(午前5時苫小牧発...)
今思えば、「チケットが取れなかったら『苫小牧→仙台』のチケットを取る」という方法を最初から考えておけばよかったのですが…詰めが甘かった…(´;ω;`)
パニックになりすぎて『苫小牧→仙台』のルートが全く思い浮かばなかった…無念。
今後チケット争奪戦に挑む方は、取れなかったときのことも考えて挑んでくださいねヽ(´o`;
かかった金額
参考までに今回のフェリーでかかった金額です。
・スーペリア和室(大人1名分) 26,600円
・スーペリア和室(ドライバー分) 10,400円
・乗用車分 39,090円
・未就学児 0円
合計:76,090円
※車代の39,090円でドライバーの分(ただし雑魚寝)は含まれているので、部屋の予約をする場合は差額代がかかります。(今回で言うと10,400円)
※金額は、予約する部屋や期間によって変わります。
GW期間中であることや、家族四人で車も一緒に帰省出来たということを踏まえると、飛行機で帰るよりもグッとお安く済みました。
なんていっても『車も一緒に』というのが大きい!!レンタカー代不要です!!
当日の乗船までの手続きはサクッと出来ました!
心配性の夫、「道路が混むかもしれない」と心配が止まらず、「Googleマップによるとこのくらいで着くみたいだよ?こんなに早く出なくても大丈夫じゃない?」という私の声など全く届かず、相当早めに家を出る決意をしまして…
その結果、17時半頃に乗船案内されるってのに16時に着いちゃってさ。
すんげーーー暇持て余しました…('A`)
(いや、このフェリーそもそも19時45分発だからね…、16時着は早すぎるだろうよ…)
尚、受付締め切り時間は18:45とのこと。
その経験から申し上げますと17時過ぎにターミナル到着でも充分余裕を持った行動だと思われます!!笑
(ちなみに、これ帰りにも同じことしました。どんだけ心配性...笑)
乗船の際には、ドライバーのみ車に残り、他の面々はこのフェリーターミナルから乗船します。
窓からのぞいたらバイクがずらーーり。
皆さん、北海道をツーリングするのね(●´艸`)
乗船時間
北海道まで行くとあって、時間はめちゃめちゃかかります。
19:45に大洗を出港して、苫小牧に入港するのが13:30。
所要時間:17時間45分…!!
フェリーから降りられたのが14時頃で、途中お昼ご飯を食べ、札幌の義実家へ到着したのが16時半くらい。
丸1日かけて帰りました!!!!笑
船内はこのような感じでした!!
そんなこんなで長い待ち時間を経て船内に入ってみたら…
ワァァーーオォォーーーゥ!!!
とっても解放感に溢れた船内!!
すごーーーい、かっこいいぃーーー!キレイぃぃーーーヽ(`∀´)ノ
高まる期待!
と、ひとしきり感動した後、部屋へと向かいました。
部屋(スーペリア和室)
『小さなお子様連れにオススメ』という謳い文句を信じ、こちらの部屋を申し込みました。
この部屋の利点は「大人料金だけで子どもも乗れちゃうところ」です!!
この部屋を取れたおかげでお安く帰れたようなものよ(●´艸`)
※1歳以上で小学校に就学していない幼児は、大人1名につき1名まで無料(1歳未満の乳児は無料)
ただ…
せまいっっ(;゚;Д;゚;)!!!
想像以上に狭かったーー!!!笑(←笑うしかない)
布団敷いたらこんなんだもん。
足の踏み場が無いとはまさにこのこと。
もしまたフェリーで帰省をする機会があったならば…
次はぜひとも4名定員の和洋室にしたい、ぜひに。
そのときにはきっとしーちゃんも就学時になってるだろうしね…
尚、廊下はこのような感じで、その様子はさながらホテルのようでした。
お部屋はオーシャンビュータイプだったこともあり、窓から海を眺めることも出来ました。(ただ、天気が悪かったのでさほど良い景色ではなかったのが残念)
肝心の寝心地等はというと、私以外はちゃんと眠れていたようです。
私は妙に神経質なところがあって、音に弱いんですよね('A`)
なーんかずっと謎の機械音が「ピーーーーピロロロ…」と鳴り響いているのが気になって気になって。
それと相まって、両サイドに子どもが密着してくる圧迫感と。(部屋が狭くていつも以上だった)
そんなわけで、私は全くゆっくり寝れませんでした(;´∀`)
やはり、次はどうにか4名定員の部屋をとりたい…。(また機会があればだけども)
レストラン
夕食と朝食は、船内のレストランで頂きました!
こちらがメニュー。
決して豊富なメニューと言うわけではありませんでしたが、子供料金がかかるわけではなかったし、メインメニュー以外はバイキング形式で好きなものを食べることが出来たので、フェリーの中のレストランとして考えると充分素晴らしいと感じました!!
私と夫の分の『夕食+朝食券』を購入しました。
購入は券売機で!
レストランオープンと同時に券を購入したのに、なぜか既に『和食膳』が売り切れ...(それが良かったのに…)
恐らく旅慣れた方は『乗船したらすぐに夕食のチケットを買う』という方法をとっているのだと思われます。(レストランが開くより前にチケットは販売しているんだと思う)
今後フェリーに乗られる方は、先に夕食チケットを買っておくことをお勧めします!!
レストランの中。
バイキングの様子。
ドリンクも追加料金なしで飲み放題!
私が選んだビーフシチュー。
夫のとんかつ。
美味しく頂きましたヽ(`∀´)ノ
尚、朝ごはんに関しては夫船酔いにより『オレンジしか食べられない』という事態に。
それを見た子どもたちもオレンジに走り、結果テーブルの上にオレンジの皮がこんもりとなりました。笑
ショップ
船内の売店も中々充実していました。
案の定、「ママ、これほちい」とおもちゃをねだられましたが華麗にスルー。
おもちゃではなく酔い止めドロップを購入致しました。
(私も若干気持ち悪くなったので酔い止めドロップには助けられました。次にフェリーに乗る機会があればちゃんと薬局で『酔い止め薬』を買ってから乗ろうと思います)
大浴場
フェリー内には大浴場も付いていました!!
(画像HPよりお借りしました)
すっごく楽しみにしていたのに…波が強くて出航前の時間と到着前のちょっとの時間しかお風呂が開かないという事態に(´;ω;`)
それでも、夜と午前中とで意地で2回入ってきました!!
広々として大変気持ちの良いお風呂でした。
(海を見ながらのお風呂って優雅だ!!)
キッズルーム
なんとなんと。
このフェリーには『キッズルーム』までついているのです。
最高かっ!!!
案の定、これを見つけたときのしーちゃんの目の輝きといったら…笑
夜間以外は開いていたので、子どもの暇つぶしに最適でした!!
中はまぁそんなには広いわけではありませんでしたが、それでもこれだけのスペースがあれば立派なもんよ!!
くつろぐ娘。笑
息子は、このドミノ風のおもちゃにドはまりしていました。
厳密にはキッズルームではないのですが…
キッズルーム目の前には、記念撮影を撮れる場所も用意されていました!
こういうのが大好物なしーちゃん、ノリノリで撮影(●´艸`)笑
展望デッキ
寒すぎて全く行かなかった展望デッキ。
天気が良い日なら気持ち良いだろうなぁ(●´艸`)
はしゃぐ夫。
パパ、何してんの
冷静に娘に言われてしまう夫でした。
なんとペットルームとドッグランまで!!
ペットと一緒に泊まれるお部屋、なんてのもあるようです!(ただし2部屋しかないのでかなりの争奪戦)
ドッグランまであるなんて、すごいーー!!
GWなのでキッズ向けのイベントも開催されました
なっきーさんのバルーンショーが、夜と午前の2回開かれました。
この辺りはきっと、GW期間中の乗船ならではのイベントかと思われます!!
夜のショーも楽しかったけど、昼間のバルーンショーがとっても面白かったヽ(`∀´)ノ
皆でバルーンを使って体操をした後に、
お花を作りました(●´艸`)
私でもちゃんとお花を作れたことに感激っ!!!
尚、荷物は増えました。
娘、まるでサンタのよう...笑
【帰路】帰りのシルバーフェリー『べにりあ』はこんな感じでした【苫小牧→八戸】
チケット争奪戦に敗れた我々。
帰りはシルバーフェリーに乗船し、「苫小牧→八戸」、八戸~仙台~首都圏の自宅、というルートで帰りました。
シルバーフェリーで運行している4船の中で、一番年季の入っている船が午前5時発の『べにりあ』です。
(他のフェリーだったらキッズルームとかもあったみたいです、噂によると)
とはいえとはいえ。
お部屋が広かったヽ(`∀´)ノ!!!
子どもたちは二段ベッドに大興奮。笑
各々基地をこしらえておりました。
日の出も拝めたし、
キレイな海も眺められたし。
船の年季に関してはさほど気になりませんでした!!
乗船時間も、「大洗→苫小牧」に比べると短かったというのもあるかもしれません。
参考までに帰りのフェリーでかかった金額は、
・一等洋室(ドライバー+車)22,500円
・一等洋室(大人1名)9,000円
・貸切料金 10,000円
合計 41,500円
※プラス1万円で4名部屋を貸切ることが出来たので支払いました(子ども一人5000円ずつ支払うイメージ)
そうしないと、全く知らない方と一緒に4名部屋を使うことになってしまうので…ヽ(´o`;
八戸から帰るにあたり、仙台1泊の宿泊費(4人で2万円)と高速代・ガソリン代も別途かかりましたが、それらを合わせるとちょうど行きの「大洗→苫小牧」でかかった金額と同じくらいになるかなといったところです。
それにかかる労力を考えると、金額が同じならやっぱり『苫小牧→大洗』のフェリーが予約出来ていたら一番良かったってことですね(;´∀`)
でも、子ども達的には
帰りのフェリーの方がお部屋が広くて嬉しかった!!
ベッドがおもちろかった!!
だそうです。笑
確かに、それは言えてるかもしれない。
りんご的おすすめ度は!??
・長期休みを有効活用したい
・車と一緒に帰省したい(北海道をドライブしたい)
・繁忙期に飛行機よりも安く行きたい
そんな希望を叶えてくれるのが『フェリー』だと感じました。
今回の10連休を有意義に過ごすことが出来たのは、「フェリーで車と一緒に帰れたから」であることは間違いありません。
また、運賃も繁忙期に関しては飛行機よりもフェリーの方が断然安い!!
車で帰ったことによる高速代や滞在中の宿泊代(今回は実家以外にも宿泊したので)を含めても飛行機で帰省するよりも若干お安く済みました。
元々飛行機代はかかる予定で考えていたので、それを踏まえると同じお金でより一層充実した内容になったのではないかな、と思います。
(でもGW・お盆・正月でなければ飛行機の方が安いかな。時期によります!)
ただ、ネックなのはやっぱり
・めちゃくちゃ時間はかかる
・船に酔う人には辛いかも(天候による)
・チケットの争奪戦に敗れることもある
・帰りのチケットが取れなかったときが大変
ということでしょうか…ヽ(´o`;
でもでも。
今まで北海道までの帰省は「飛行機」しかないと思っていたりんご家にとって、「フェリー」という選択肢が増えたのはちょっとした革命のようでした。
今後、また今回のような長期休みが取れるかどうかは未知ではありますが、機会があればまたフェリーを利用したいです!!
興味のある方は、一度試してみる価値あると思います!
ぜひ、帰省やご旅行の際は「フェリー」も選択肢にいれてみてくださいねヽ(`∀´)ノ
以上、りんごによる『フェリー乗船レポ』でございました
↓期間の短い帰省には「LCCの早朝便」が思いのほか良かったです!! 弾丸帰省の際にはまた利用したい。