おはようございます、りんごです(・∀・)ゝ
3月の買いまわりで購入したとある本。
その内容がとても良かったのでぜひご紹介させてください!!
それが、こちらの本。
『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』
という、大変ド直球なタイトルの本です。
(そして内容も中々なド直球具合でした。笑)
発売当初から非常に気になっていて、買おうかな、どうしようかな、と楽天の買い物かごにしばらく入れた状態で迷っていたのでした。
そんな折、いつも見ている大好きなブロガーさんがTwitterでこの本について触れられているのを見て「買うしかねぇ!」と。(好きな人の影響ガンガンに受けるタイプです。笑)
ずっと気になっていた本。
— りんご@5歳3歳育ててます (@ringo_time) 2019年3月24日
ナナイロペリカンさんの漫画に後押しされ購入することにしましたーー😊
よいきっかけをありがとうございます!!
何はともあれ、私も3つのワードを克服せねば…笑 https://t.co/rEQWKuXp2v
手に取り読んでみたところ、今まさに私が知りたいと思っていた内容の本でした。
本の内容や今現在わが家が取り組んでいることなどまとめてみましたので、興味のある方のご参考になりましたら幸いです(●´З`●)
『性教育』は『心に生きる教育』
性教育は自己肯定感を高めるために必要な教育。
今の時代は親が教えなくても自分で容易に調べられてしまうし、その結果間違った知識を得てしまう危険性がとても高い。
そうなる前に、純粋無垢な今の年齢で、ちゃんとしたことを伝えていくことが大事。
このお話は、未就園児時代に通っていたサークルの先生が何度も繰り返し伝えて来てくださったことでもあります。
『性教育は恥ずかしいことでもなんでもない。犯罪に巻き込まれないためにも、逆に加害者にならないためにも、正しい知識を伝えることはとても大事』
『心に生きると書いて性。性教育は子どもの心に寄り添った教育。自己肯定感を高めます』
確かに。そうだそうだと感銘を受け。
わが子にも性教育をしなければ...とお話を聞いて胸に誓った第一子の未就園児時代...
しかし気づけばそんな未就園児だった娘もあと4ヶ月ほどで6歳になるという現状。
ハッ!!いつのまにこんなに時間が…!!!
のんびりしている場合じゃないっっ!!早くやらないと…!!!
やらないとと思いながらも、少々勇気のいる内容だったがゆえについ後延ばしにしてしまっておりましたヽ(´o`;
小学校に入る前のこの年長の1年間。
一人で通学するようになる前に防犯の意識を高めるうえでも、非常に大事な1年間でもあると感じています。
この1年間をきっかけとして、今後わが子達に少しずつ『性教育』について伝えていきたいと考えています。
購入した本について
購入した本はこちらです。
参考までに、目次はこのような内容です。
『性教育後進国』であり『性産業先進国』である日本。
誰も正しい知識を教えてくれないのにも関わらず、性産業はお盛ん。
そんな悲しい国なのです…
子どもたちが「命の始まり」に対して興味を持つのは極自然なことなのに、大人はタブー視して誰も教えてくれない。
そんなときに、子どもが行きつく先はというと…インターネット。
『間違った性の情報』『性産業』で溢れるインターネットなのです…
インターネットから歪んだ知識を身につける前に、正しい知識を親が伝えていくことがとても重要になってくる、とこの本に書かれていました。
性教育のメリット
この本で掲げられている性教育のメリットは以下3点。
自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる
性教育の第一のメリットは、愛情をわが子に手渡すことが出来ること。
命の誕生について伝えようとすれば、自然に愛の言葉が溢れてきます。
自分が望まれて生まれてきたことや親の愛を実感できることは『愛情貯金』になり、これが自己肯定感に繋がっていく。
そして自己肯定感をはぐくむことで、何でも話せる強い親子関係を築くことが出来るでしょう、とのことでした。
しーちゃんにもおーくんにも、たくさんの愛情貯金をあげたいな(●´艸`)
性犯罪の被害者・加害者にならない
性犯罪に関する知識がない子どもたちは、「嫌だな」と思う性的な経験をしても、「きっと勘違いだ」「自分が悪いんだ」「我慢しなきゃ」と思い込んでしまいます。
でも、性教育を受けた子どもは、「自分がされたことは間違っている」ときちんと判断し、「親に相談しよう」と思えるようになります。
性教育で「自分と他人、それぞれの体にプライベートな大切な場所がある」と知り、「大切な場所だから触られるのも触るのもおかしいこと」だと学んでいるからです。
性教育を受けている子どもは性犯罪の加害者にもうっかり加害者にもなりにくいのです。
実は…私、小学校低学年の頃見知らぬおじさんから下校中に体を触られたことがあるのです。
触られただけで大事にはならなかったのですが… 今考えると心底ゾッとします。
しかしながら、当時の私もされていることの深い意味まではわからなかったけど何となく親には話せないように感じてしまい…結果伝えることはありませんでした。
でも、もしこれを自分が親の立場だとして考えたら…絶対教えて欲しい!!
そして、親として然るべき対応を取りたいと思う。
性に対するちゃんとした知識を身につけておくことで「これはおかしいことだ」とちゃんと理解できる子になってほしいと思います。
低年齢の性体験、妊娠・中絶のリスクを回避できる
『親のまだ早いは、いつだってもう遅い』
性教育では、性行為の意味と大切さ、そして、それに伴うデメリットやリスクもきちんと伝えます。
低年齢での望まない妊娠、中絶は、充実した青春時代をあっという間に壊してしまいます。
子どもたちが目標や夢を、性教育を通してサポートしていきましょう。
こういう場合は、自分たちに置き換えて考えてみるといいですよね。
中高生の自分達をさ…
周りがそんな話になってきちゃって、焦ったとかさ…色々あるじゃない。
自分達の子どもたちだって、きっと同じような経験するよね、うん。
そんなときに「不要に焦らなくてもよい」ということを事前に知っていると心強い気がします。
性教育は3歳から行うべし!!
性教育を始めると良い年齢は『3歳から10歳まで』とのこと。
これは、性の話も親の愛情も素直に受け入れられる年齢であり、「うんこ・ちんちん・おっぱい」が大好きな年齢であるからだそうです(●´艸`)
(確かに、『おしりたんてい』やら『うんこドリル系』やらが大好きなわが子達です。笑)
「赤ちゃんはどこからやってくるの?」的な命のスタートに関する純粋な質問が出てくるのもこのくらいの年齢とのことで、そういったときに包み隠さず話すことが大切なのだとか。
そして、思春期になってしまうとキモがられウザがられて終わってしまうそうなので…やはり、早く始めるに越したことはなさそうです。
(自分が高校生のときに親が急にそんな話してきたら、確かにウザッと思ったと思うわ…)
昨日もちょうどおーくんから「どうして大人はフサフサなのにおにいちゃんにはないの??」とお股を指さしながら質問されました。
そういうことに純粋に疑問を持つ年齢なんですね(●´艸`)
「大人になって体に赤ちゃんを作る準備ができると毛が生えてくるんだよ。大切な場所を守らないと!と体が思うから。子どもにはまだ赤ちゃんが作れないから毛が生えていないんだよ。おーくんがもう少し大きくなって赤ちゃんを作る準備が出来たら、おちんちんを守るために毛が生えてくるからね」
と昨日は伝えました。意味わかってくれたかな(;´∀`)
こういう風な質問が出たときに、ごまかすことなくちゃんと答えていきたいと思います。
本を読む前から既に実践していたこと
この本を読む前からも『性教育はしていこう』と元々考えていたこともあり、ほんの少しではありますが実践していたこともありました。
生理は隠さず伝える
夫の帰宅が遅いことを踏まえると、私はいかなるときも子どもとお風呂を共にしなければならない。
早々にそう悟ったこともあり、早い段階から『生理』については子どもたちに伝えてきました。
「女の人のお腹には赤ちゃんのお部屋があって、赤ちゃんが来ないときにはお部屋が汚れてしまうからお掃除をしなければならない。
お掃除のときにはお股から血が出たり、疲れやすくなったりしちゃうんだけど、怪我ではないから心配しないでね」
ゆえに、子どもたちは『生理』という言葉までは知らないまでも、女の人の体の仕組みについてはなんとなく理解してくれているようです。
「今日赤ちゃんのお部屋のお掃除の日で疲れやすいから横になってもいいかな」と伝えたり「今日は二人でお風呂に入ってもらえるかな(髪や体を洗うところまでは私の担当)」とお願いしたりということも最近ではしています。
その流れで、赤ちゃんの元となる卵ちゃん達はもうしーちゃんのお腹に中にいて、寒いとみんなブルブル震えちゃうから女の子は特にお腹は冷やさないようにしないとね、と伝えたり、少しずつ関連する内容も伝えるようにしています。
しーちゃんはもうだいぶ理解力も上がってきているので、そういうお話をしてもわかってくれてる気がします(●´З`●)
女の人には赤ちゃんの通り道がお股にあることを伝える
先ほどの生理の話と通じる部分ではありますが、女の人のお股には『おしっこ』『うんち』の出口の他に『赤ちゃんの通り道』があることも伝えています。
これって、教えてもらわないと本当に気づけないことの一つだと思うのです。
実際私も、この事実を知ったのは…多分学校で生理について教わってから??でしょうか。
(その時点でも、どうやって子どもを作るのかまでは知らず、それを知ったのはもっと先です…笑)
だって、それまで私は『お腹を切って産む』とばかり思い込んでいて(そういう出産方法がある、ということではなく全ての人がそうだと思ってた)、実際母に「お母さんはお腹切って産んでくれたんでしょ?」と聞いたことがあったのですが「うん、まぁ」というような返答だったこともあって、まさかそれが間違っているだなんて考えたこともなかったのです。
別に隠すことでもないはずのに、知らなかった、誤魔化されていたということが結構ショックで。
隠すことでもないことは隠さない。
ちゃんと正直に伝える。
「動物のDVDでもおしりの近くから赤ちゃん産まれているでしょ?人間も同じでお股に通り道があるんだよ!」と。
『だからお股はキレイにしないといけない』『だから大事な場所なんだ』ということも踏まえて、ちゃんと自分の子どもたちには伝えました。
動物や昆虫図鑑の交尾について触れる
図鑑DVDの交尾のシーンで「何してるの?」と聞かれたことがあったのですが、その際にサラリと「赤ちゃんを作るためにしていることで、人間も同じように赤ちゃんを作ってるんだよ」と答えていました。
わが子達は動物や昆虫など生きものに対してとても興味を持っているので、その手の映像は割と見てきている方なのです。
そういったものを今後もうまく利用しながら伝えていきたいと思っています。
本を読んで今後実践していきたいと思ったこと
本を読んで、ぜひ今後実践していきたいと思ったこと、または実践してみたことについてです。
水着ゾーンについて話題に出していく
他人に見せても触らせてもいけない、自分だけの大事な場所のことを、この本では『水着ゾーン』と表しています。
「口」と「水着を着て隠れる場所」を指していて、とにかく大切な場所だと徹底して教えていくことが大切なのだそうです。
そして、水着ゾーンを無理やり見せたり触らせようとしたりする人は危険な人!大声を出して逃げなければならない、とも。
水着で隠れる場所、というのがとても分かりやすいと思いました。
この「水着ゾーン」(わが家では絵本の影響で「プライベートゾーン」という言い方を採用していますが)に関しては、今後も事あるごとに触れていきたいと思っています。
汚れたパンツを自分で洗ってもらう
おしっこなどで汚れてしまったパンツを自分で洗ってもらう、ということも大切なのだとか。
というのも、今後やってくるであろう『生理』や『精通』などでパンツが汚れてしまったときに、一人で焦ったり落ち込んだりしないように「自分で自分のパンツを洗う」という習慣を小さい頃から身につけさせておくことが重要なのだそうです。
パンツ洗いは、大人になっていく体の変化を受け入れるとともに、自立を意識できるようになる「最強のルール」とのこと。
このルールはぜひとも取り入れたい!!!
えぇ~、ママ洗ってよ~、とかなんとか言われそうだけども…ヽ(´o`;
『性』や『防犯』にまつわる絵本を読んでいく
子どもたちにとって一番関わりやすいのは『本』だと思います。
参考までに、今現在までに読んだ絵本はこちら。
こちらの3冊を読み聞かせしました。
この絵本を読み聞かせたところ、特にしーちゃんはものすごく真剣な表情でお話を聞いてくれていました。
その後、5時を過ぎても遊んでいるお姉さんを見て「こんな時間なのに遊んでて危ないよねぇ。あのお姉さん達あの絵本読んでないのかな」と話していたり、「こういう場所が危ないんだよね、一人ではいかないようにする!」と話してくれたり。
通常、他の絵本を読んでもその後ここまでお話をしてくれることはそんなにないのですが、この絵本は子どもながらに何か響くものがあったのかもしれません。
絵本ではないのですが、この本は『防犯』について触れられている本です。
危険な場所、変な人から声をかけらえたときの対応、一人で留守番をしているときのルール、インターネットの危険、相談することの大切さ。
身近なところに危険が潜んでいること、そしてそんな場面に出くわしたときにどんな対応を取ったら良いのか。
この本を読みながら一緒に考えています。
しーちゃんからは「防犯マップを一緒に作ってみたい」というお話が出たので、作ってみたいと思っています。
小学校に入るまで特に繰り返し読みたい本だと感じたので、中古本で購入しました。
具体的な例がたくさん載っているので、非常にわかりやすく良い本だと思います。
タイトルは「ん??」な絵本なのですが…笑
とても素晴らしい絵本だと感じ、こちらは新品で購入することにしました。
男の子向けに書かれた本とあとがきにありましたが、女の子が読んでも『男女の体の違い』を知るきっかけになるし、「体を触ろうとしてくる人もいる」ということを知ることも出来る。
そして、産まれて来てくれてありがとうという気持ちも伝わる、とてもあたたかい絵本だと感じました。
この本の中では水着ゾーンのことを『プライベートゾーン』として表記されており、その呼び方が子どもたちに定着していることからわが家では自分の大切な場所は『プライベートゾーン』という言い方を採用しています。
この絵本は『どうやって赤ちゃんを作るのか』という直接的なところには触れられていないので、 性教育ビギナーな人にも読みやすい本だと感じました!!
そんな面でもオススメです(●´艸`)笑
そして…
図書館から借りてはみたものの、結局読む勇気が持てなかった絵本がこちら...
これはまさに『赤ちゃんの作り方』について直接的に書かれている絵本なのですが…
結局読めなかった…(;O;)
図書館で色々見た中で、その手の絵本の中ではまだ柔らかい表現をしている絵本だと思ったのですが…まだその一歩を踏み出すことが出来ませんでした。
(可愛らしいイラストで行為について書かれているので、生々しさもなく専門用語的な言葉も出てこなかったので、読むならこれだとは思っているのですが…)
大まかなことは言えても直接的な行為を説明できないというところに、まだ私の『性』についての少々の偏見があるんだろうなと感じます。
なんせ、自分自身教えてもらわなかったことですしね…ヽ(´o`;
しかしながら、そこを話さないことには先に進めないので、私も下手な羞恥心を取っ払うところから始めたいと思います!!!
私も共に「性教育」について学んでいきたいと思います
そうは言っても私、先ほどの絵本のところでも言いましたが、まだ照れや恥ずかしさが残っております…
直接的なワードはまだ一度も子どもたちの前で言えたことがありません…
この本にも「恥ずかしがらずに言え!連呼しろ!」って書かれてるんだけども…勇気が出ないぃぃーーー(;O;)
けど、そんなところで立ち止まっていては先に進めないわけで。
少しずつ少しずつ、出来るところから取り組んでいきたいと思います。
今こうして子どもたちに教えたことが、この子達の人生を支え、そしてこの子達が親になったときにまた活きるはず。
この時期の性教育はそのくらい大切で意味のある事だと思っています。
まずは自分自身の陳腐な羞恥心を取り払うことに努力しつつ。
子どもたちが間違った知識を得る前の今、正しい知識をちゃんと伝え、自分の体を守るという意識を高めていってもらいたい。
小学校に入ったら、私の目も届かなくなることが増えるので…
その前に色んなお話をしていきたいと思います(●´З`●)
まだまだ始まったばかりのりんご家の『性教育』ですが、子どもたちのためになると信じて取り組んでいきたいと思います!!
とてもわかりやすく読みやすくためになる内容の本でしたので、気になる方は是非一度手に取ってみてくださいねヽ(`∀´)ノ
そして共に性教育頑張りましょうーー!!
↓「性教育」が気になる方に、とてもオススメな本でした♡