りんごの時間。

AIHを経て7歳5歳の二児の母へ。二人育児の記録。

空腹を知ってご飯を美味しく食べる喜びを感じよう大作戦。

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おはようございます、りんごです(・∀・)ゝ

 

鉄は熱いうちに打て。

ということで。

今日は『空腹を感じる』を体験いたしました。

 

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これに至る経緯をまとめると、

最近やたらと好き嫌いをするようになった子供たち。
キライキライ言ってご飯を残されることに我慢の限界となった私。
生まれてから一度も空腹を経験していないのが原因の一つなのかもしれない。
食べ物のありがたみ知った方がいい!!

と、こういうわけです。

 

そうは言っても、わが子達、食欲はあるわけだし、全く食べ物を口にしないわけでもありません。

だから「もっと小食な子がいるんだから少しくらいいいじゃない」と思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

でもですね。

私は思うんです。

お腹がいっぱいで食べられずに残すのと、

キライキライと食べ物に文句を言って残すのとでは全然違う、と。

(そのキライも味が苦手なものは無理強いしていないけど、形状が違うだけとか、この間は好きだったのに今日は好きじゃないとか、そういう理由だったりするから尚更)

 

食べ物って、自動的に出てくるものじゃないんだよ。

命を頂いて、さらに、作り手がいるからこそ毎日食べられているんだよ。

命のありがたみ、作ってくれた人への感謝。
しーちゃんならきっと理解できるはず。

と私は思います。(2歳児おーくんも多少はわかってくれるはず)

 

少なくても、「一回お腹が減ったらどういう気持ちになるのか経験してみた方がいい」と明言した以上、実行してみないことには『体験』が出来ない。

罰でもなんでもなく、『体験』という名目でやってみました。

 

--補足--

お腹が空くまで朝ごはんを作らない、という話です。
「お腹が空いた」と泣き喚いても「何が何でも作らない!!」ではなく、空腹を感じるまで朝ごはんを食べるのを先送りにしてみよう、という作戦でやってみました。

 

朝ごはんを先送りにしてみた

さすがに3食抜きは辛すぎるので、朝ごはんだけ先送りの方向で。

ここで大事なこと。

『家族連帯責任』です。

子供はご飯抜きなのに親だけ食べるとか、「しーちゃんは昨日ご飯食べなかったからしーちゃんだけ抜き」とか。

そういうことをしてしまうと『罰』になってしまう。

違う違う、私がしたいのはそれじゃない。

『体験』なのです。

そこに愛がないと悲しい思いをするだけで終わる。

問答無用で、私も、夫も、朝ごはんなし!!

(夫の了承はもらっています。賛成してくれました)

 

朝、事前に「昨日も話したと思うけど、一回みんなでお腹減ったらどういう気持ちになるか体験してみよう」とお話してから決行しました。

 

ところがさぁ~。

二人とも遊びに夢中になりすぎて、全然お腹減ったって言わないの(;゚;Д;゚;)

おーい、ママとパパはお腹減ったよぉぉーー。涙

軽く夫婦会議。

「どうしてお腹減ったって言わないんだ…」

 

お昼を過ぎ、ようやく「おーくん、お腹とってもすいちゃった…」と息子から空腹の申し出がありました。

「しーちゃんもお腹減ったー」便乗娘。

 

母「お腹減ったらどういう気持ちになった?」

「寂しい気持ちになった」

「さみしいなった」

 

母「このままママがご飯作らなかったらどうなると思う??」

「もっとお腹減っちゃうと思う」

「おもう」

 

母「ご飯をこのまま食べないと死んじゃうんだよ。それに、ご飯って何もしなくても勝手に出てくるわけじゃないんだよ。

食べ物から命を貰って、その食べ物を使ってママが料理をするから、しーちゃんとおーくんはご飯を食べて元気に生きていられるんだよ。」

「うん」

「うん」

 

母「お腹がいっぱいでどうしても食べられないときもあると思うけど、そうじゃないのにキライキライばっかり言っていたら、命をくれた食べ物も、作ったママも悲しくなるよ。

これからちゃんとキライって言わないでご飯食べられる?」

「食べる!!」

「おーくんも、べるーー!!」

 

母「よし、じゃぁみんなでご飯食べよう!」

夫「わーーい!!!」

 

誰よりも喜ぶ夫であった。

 

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朝昼兼用ご飯は焼うどん。

 

「美味しい、美味しい、本当に美味しい。ものっすごく美味しい」と夫。

誰よりも食べ物に感謝したのは夫であったのは言うまでもない。

付き合ってくれてありがとう。笑

 

夜ご飯を一緒に作る

せっかく食べ物のありがたみを知るという体験をすることが出来たので、夜ご飯は子供と一緒に作りました。

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しーちゃんはジャガイモを切る係さん。

その他、しらたきとえのきだけも切ってもらいました。

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おーくんは、しめじをほぐす係さん。

 

実は、しーちゃんはフライドポテト以外のジャガイモがキライで、おーくんはしめじがキライなのです。

あえて、自分たちの苦手な食材を調理してもらう作戦。

 

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そんなこんなで、出来上がった牛丼。(セールで買った牛肉、いい仕事してくれました。笑)

 

しーちゃんは苦手なジャガイモのお味噌汁も食べたし、

おーくんは苦手なしめじも小さいやつを頑張って食べてくれました。

 

自分達で作ると美味しいでしょ、と聞いたら「うん!!」と二人。

「今日のご飯はしーちゃんが作ったんだよ!」ととっても誇らしげ。

二人ともニコニコ笑顔で食べてくれました。

 

母「自分が作ったご飯、みんながニコニコして食べてくれたら嬉しいでしょ。ママも毎日しーちゃんとおーくんにニコニコ食べて欲しくて作ってるんだよ」

「そうだね!しーちゃんこれからは嫌いなお野菜もちゃんと食べる!!」

「おーくんもーー!!」

 

母(作り手)の気持ち、少しは伝わってくれたかな(●´艸`)

 

私も反省しました

私も、一緒になって空腹になり、「うおぉーー!!ご飯が美味しいーー!!!」と感じたわけですが。

反省したよ('A`)

私だってさ、食べもの使いきれずに破棄しちゃうこと、ゼロじゃないんだもん…。

人の振り見て我が振り直せとはまさにこのこと。

 

私も気を付ける。

食材を大事にする!!!

改めて決意します。

 

振りかえってみて思うこと

 

2歳4歳の今、どうしてもやらないといけない経験ではないのかもしれないけど。

でも、少なからず今回『空腹』を知って『作り手の気持ち』も感じたことで、昨日の晩ご飯はより一層美味しく感じられたんじゃないかな、と思う。

 

それに、たまに外食したりお惣菜に頼るときもあるけど、基本毎日3食のご飯作りを担当している身としては、「(食べられるはずのご飯なのに)作ったものを食べない」「(食べるはずのご飯なのに)作ったものをキライって言われる」って本当に悲しくなるんです。

(幼稚園も毎日お弁当だしね…)

  

昨日のコメントでも頂いたのですが。

多少の好き嫌いは仕方がない、とは私も思う(私にも少なからず苦手なものはある)

味が苦手なものはあっても仕方がない。

食べ物の腐敗とかは「嫌な味がする」ということでわかるわけだし、自分を守る意味合いもあるわけだから、個人の味覚はちゃんと尊重してあげたい。

 

でも、一口も食べずに見た目で嫌とか、そういうのはやっぱり悲しい。

食べてみたら絶対好きな味なのに。前は美味しいって言っていたのに。

食べもせずにキライっていうのはやっぱり悲しい。

残すにしても、せめて一口食べた上で「ママごめんね、これ苦手だった」と言ってくれたら気持ちはちょっと違うんです…。

(現にたまにそう言われるときがあるけど「食べてみた結果だから仕方ない」と思えている)

 

とはいえ、私もカリカリしすぎていた節はあるので。

今日みたいに、ご飯を一緒に作ってみるとか(毎日は絶対無理だけどたまにね)、お外で全力で遊んでお腹を空かしてからご飯を食べるとか(土日の夫に期待)、美味しいと感じられる環境作りにも意識していこうと改めて思いました。

 

今回が無駄にならぬよう、これからも楽しい食卓作り目指して頑張ろう(●´З`●)

 

--追記--

今回の「お腹が空くまで朝ごはんを食べない」という話。
決してこの方法を推奨してるわけではありません。

ご家庭により考え方も様々でしょうし、子供の性格等わが家とは異なることも多々あるかと思います。

「偏食ならこういう方法で取り組むべきなのに」など色々思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、夫と相談した上で「お腹が減ったという感覚を知ってもらう」という方法を試してみることにしました。

お腹が空いたと言われたらすぐ作るつもりだったけど、思いがけず12時過ぎまで子供たちが空腹を感じなかったのは誤算でした(;´∀`)
親の方がお腹空いちゃったくらいにして。

わが家は結果良い方向に進んだように思いますが、全てのご家庭に合う内容ではないと思います。

我が家の体験談として読んでいただければ幸いです。

 

昨日の記事へのコメントありがとうございました!
お返事は必ずさせていただきます!!
もう少々お待ちくださいませ(●´ω`●)