こんばんは、りんごです(・∀・)ゝ
産後、一番私を悩ませていたのが母乳について。
母乳でこんなに悩むことになるとは、妊娠中は想像もしていませんでした。
そもそも、出産直後、血腫の影響で一日体を安静にしていなければならず、しーちゃんに乳を含ませることが出来たのは翌々日のこと。
通常、おそらくは遅くても翌日には乳を飲ませることになるだろうに、私は少し出遅れてしまったわけです。
病院ではお産が立て込んでおり、助産師さんも相当忙しかったようで、乳の含ませ方もあまり教えてもらえず、どういう姿勢で子に乳を含ませてよいのやら、それすらわからない状況でした。
その影響でしょうか。
なっかなか母乳が出るようにならず、気持ち焦っておりました。
同じ日に出産した方とお話する機会があったのですが、ほとんどの方が少なからず出ている模様。
しかし、私の場合、母乳を飲ませる前と飲ませた後にしーちゃんの体重を測っても1gも増えていない状況でした。
助産師さんに母乳の相談をしても、
「根気強く飲ませていればいつか出てくる」 というアドバイスしかもらえず。
入院5日目にしてようやく乳を飲ませるときの子の抱き方やら乳首の含ませ方などを教えてもらえたものの、乳が出てきている気配がしない。
もうおっぱいはパンパンを通り越して、ガチガチに。
熱も帯びていて、痛くて痛くて寝ることすらできない。
搾乳して少しでも柔らかくしたいと思っても、その肝心の乳が出てこない。
もう八方塞がりとはこのことよ(´;ω;`)
そんな中、ブログがきっかけでお知り合いになった方から
「助産院に通って母乳マッサージをしたらおっぱいの痛みが楽になったよ」 というありがたすぎるアドバイスをいただきました。
早速夜中に家の近くの助産院を探してみると、助産院はなかったものの桶谷式の母乳相談室はどうにか通えそうな場所にあることを発見。
そういえば、友達も乳腺炎になったときに桶谷式の母乳相談室に通ったって言っていたな~と思いだし、朝一で予約することを決意。
退院日。
診察時間を待って、母乳相談室へ電話。
家から一番近くの母乳相談室はその日予約いっぱいで、なおかつどうも対応が良くなかったのでやめることに。
次に通いやすそうだった母乳相談室へ電話したところ、夕方であれば予約が取れるとのことだったのでお願いすることにしました。
母がちょうど退院日に来てくれていたので、夕方しーちゃんを母に見てもらい、車で夫に母乳相談室まで送迎してもらいました。
母乳相談室の先生(以下おっぱい先生)に乳を見てもらうと、
「これ、もう乳腺炎になってるね。なり始めだからまだ高熱までは出ていないかもしれないけど、このまま放っておくとそのうち熱が出ますよ」
という診断結果。
まじでーー(;゚;Д;゚;)
どうりで、尋常じゃない痛さと固さだと思った。
おっぱい先生による母乳マッサージ開始。
びっくりするくらい真っ黄色の母乳が出てきました。
「初乳は黄色って思っているかもしれないけど、もう初乳の時期はとっくに過ぎているからね。これは古くなったお乳の色なの。
ご飯を思い浮かべてみて。炊き立てのご飯は真っ白だけど、古くなったご飯は黄色くなるでしょ?おっぱいも一緒。
美味しいおっぱいは白いお乳で、黄色のおっぱいは美味しくないのよ」
母乳マッサージは痛い、と思い込んでいましたが、この桶谷式の母乳マッサージは全く痛くなくて、ただでさえ痛みに苦しんでいた私にとってまさに神の手でした。
30分のマッサージが終わるころには、だいぶ乳の張りがやわらいでいました。
とはいえ、ガチガチに固まったおっぱい。そう簡単に柔らかくなることもなく、カルテにも「しこりが相当残っている」 と記載されておりました。
母乳の分泌がかなりよいのに外に出てこれなかったから詰まって固くチーズのようなしこりになってしまっていたようです。
「あなたのおっぱいは双子を育てられるおっぱいよ」
とおっぱい先生から言っていただけ、涙が出るくらい安心しました。
その後、今日までに3回通って、昨日訪れた段階で、「だいぶしこりも小さくなったね」 というお言葉をいただくことが出来ました。
まだ生後まもないしーちゃんですが、この母乳相談室へ一緒に連れて行っておっぱいの飲み方も見てもらいました。
深く飲ませる、というのが難しくて中々出来ず、乳首がヒリヒリしていたのですが、おっぱい先生からコツを教えてもらったおかげで、乳首のヒリヒリも和らいできています。
そんなこんなで、入院中はミルクに頼らないとしーちゃんの体が心配、と思っていた私ですが、生後11日目の本日現在、ほぼ完全母乳でやっていけていますヽ(`∀´)ノワーイ
昨日は、しーちゃんからの鳴りやまぬパイオツコールに必死で答えました。
おっぱいあげて、ハイローチェアに寝かせると
「パイオツ!パイオツ!」
はいはい、ともう一度あげて、またハイローチェアに寝かせると
「パイオツ!パイオツ!」
23時の段階でお母ちゃんダウン。
夫からはリングへ白いタオルが投げ込まれた!
だがしかし鳴りやまぬパイオツコーーール!
「パイオツ!パイオツ!」
結局、18時半から0時まで、ほとんど乳を飲ませておりました(;´∀`)
おっぱい先生曰く、今はまだ体が小さくて飲む力も弱いから、飲みたいだけ飲ませてあげてよいのだそうです。
「おっぱいの100日戦争」 という言葉があって、生後100日まではおっぱいに苦労することが多いけど、100日を過ぎると飲む量や間隔なども定まってきて落ち着くようになるのだとか。
今はしーちゃんの欲求にひたすら答えるっ!
それがお母ちゃんに課せられた使命なのであります。
それよりなにより、ちゃんとおっぱいをあげれていることが今はただただ嬉しい(´;ω;`)♡
本当にちゃんと出るようになってよかった。
まだシャーシャーと吹き出るように出ているわけではありませんが、しーちゃんのほっぺがプックリしてきているところを見ると、ちゃんと栄養をあげれているのだと思います。
母として、ちゃんとしーちゃんに栄養を与えてあげれていることが本当に嬉しいです。
しーちゃんに美味しいお乳をあげれるよう、私も食事面など気を付けて生活していきたいと思います(●´ω`●)ノ
余談ですが…。
明日、夫のご両親並びに義妹ちゃん夫婦がでっかいどーからわが家へ遊びにきます。
しーちゃんの誕生を本当に心待ちにしてくれていて、わざわざしーちゃんのお顔を見るために来ていただけるのでとっても嬉しいです。
気を遣っていただいて、宿泊は近くのホテルにしてくれるそうで、またそういった心遣いも嬉しく思います。
本当に大好きな夫のご家族なのですが…
本音を言いますとですね。
正直ちょっと不安を感じていたりします(;´・ω・)
いきなり大人4人がわが家へ来るわけで、しーちゃんが疲れてしまうんじゃないか。
お義父さんと義妹ちゃんの旦那さん、二人も殿方がいらしては授乳する場所にも気を遣う。
時間帯によってはパイオツコールが鳴りやまないというのに、授乳に気を遣うのは正直つらい。
昼間から夜にかけてお客さんがいる状態で、私は日中横になることも出来ないのか。
そんな時に限ってしーちゃんが深夜ぐずったりしたら、相当しんどいのではないか。
2泊3日の滞在中、毎日わが家に来ることになるんだよね?
じゃ、毎日寝不足ってことかな。
ってか、夜ご飯どうするよ。
妊娠中は、産後の生活がいまいちイメージつかず、大丈夫だろうと思っていたことも、実際に子と生活を共にしてみて初めて感じる不安も出てきました。
自分の母親だったら、いくら乳を放り出して歩いても全く気にならなかったし、ご飯やらなんやら甘えることも出来たのですが、いくら大好きな義父母とはいえ、乳は放り出せないし、あれやってこれやってとお願いすることも出来ない。
はたして、明日どうなることやら。
もう、お出迎えもスッピン&部屋着でいっかーヽ(´o`;